プロフィール
群馬県在住
1983年2月、旅の途中で出会った旭川の優佳良織(サントリー文化財団HPより)。北海道の自然を織り上げた木内綾さんのタぺストリーに魅了され、織物の勉強を開始。
1985年〜、北欧のインテリアに詳しい川上玲子(JAPANDESIGHNERS HPより)先生からデザインと織物を学ぶ。
1994年、高崎染料植物園で山崎青樹先生から草木染を学ぶ。
2005年、高崎シティギャラリーで第1回個展”織物のある部屋T”。その後ギャラリー、蔵のカフェ、酒店のエントランス、病院などで作品を展示。個展と注文によるタぺストリーの制作を中心に活動。
2010年、着物好きが高じて伊丹公子先生から着尺を学び始める。
2013年、新匠工芸会展、入選
2016年、新匠工芸会展、入選
タぺストリー
タペストリーとは壁掛け用の布のこと。もともとは石造りのヨーロッパの建物の防寒用でしたが、その後教会や城を彩る壁面装飾として大切にされ、現在でもたくさんの作品が作られています。私が目にした中ではパリのクリュニュー中世美術館の貴婦人と一角獣のタぺストリー、スェーデンの首都ストックフォルムの国会議事堂のフィヨルドのタペストリーが印象的でした。そしてノルウェーのStalheimホテルの小さな古いタペストリーは、北欧の伝統的な柄が素朴で暖かかった。
日本でも劇場やホテル、公共施設などで目にする機会があります。建築空間の中でタペストリーはその魅力を発揮します。そのため、これからも様々な場所で発表の機会を作っていきたいと思っています。
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